龍三と七人の子分たち | |
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RYUZO AND HIS SEVEN HENCHMEN | |
監督 | 北野武 |
脚本 | 北野武 |
出演者 |
藤竜也 近藤正臣 中尾彬 品川徹 樋浦勉 伊藤幸純 吉澤健 小野寺昭 |
音楽 | 鈴木慶一 |
編集 | 北野武 |
製作会社 | 「龍三と七人の子分たち」製作委員会 |
配給 |
ワーナー・ブラザース映画 オフィス北野 |
公開 | 2015年4月25日 |
上映時間 | 111分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 16億円[1] |
『龍三と七人の子分たち』(りゅうぞうとしちにんのこぶんたち) は、2015年の日本映画。北野武監督の17作目であり[2]、『アウトレイジ ビヨンド』(2012年)以来、およそ3年ぶりの作品となる[2]。2015年4月25日に公開された[3]。
主要人物[]
一龍会[]
- 龍三親分
- 元組長。過去の指つめで薬指と小指が無い。背中に龍の刺青がある。一龍会を立ち上げる際に、前科による点数勝負で親分となった。たまに飲食するマサとの電話をした後に、ある出来事が起こる。
- 若頭のマサ
- 龍三とは組長、若頭の間柄。ある親切なおばさんの仲介で生活保護をしてもらいながら生活している。若頭(No.2)どまりで組を持てなかったコンプレックスを持つ。
- はばかりのモキチ
- 富豪の振りをして誰それかまわず、寸借詐欺を働こうとする詐欺師。
- 早撃ちのマック
- スティーブ・マックイーンに憧れ、常に拳銃を所持している血の気の多い男。現在は主に病院で過ごしている。マックイーンに憧れるあまり、礼服を持ってない。
- ステッキのイチゾウ
- 仕込杖のステッキを持ち歩き、若い頃は何人もの極道を血祭りに挙げてきた。常に和装姿にステテコ、加え、律儀に紋付袴まで持っている。
- 五寸釘のヒデ
- 五寸釘を持ち歩き、手裏剣のように投げつける。その腕の正確さは、頭に血が上りきっている西を唖然とさせてしまった程。
- カミソリのタカ
- カミソリで相手の喉に致命傷をつけることを得意とする。身よりはなく現在は介護施設で暮らしている。うっかりヤスを焚き付けてしまい…。
- 神風のヤス
- 自称、元少年特攻志願兵ながら、思い入れは人一倍(以上)。龍平が働いている企業が気に入らず、戦死した英霊への寄付を要求する右翼もどき。
京浜連合[]
- 西
- 京浜連合のボス。元暴走族あがりの半グレ、一龍会に恐れおののく部下達にイラつきを隠せない。
- 北条
- 浄水器を無料でプレゼントし、それ以上に高価な布団を売りつける詐欺師。
- 徳永
- 一番下っ端の詐欺師。障害者を装い、京浜への上納金を巻き上げる詐欺を行う。年下の西、一龍会からも見下されている小悪党。
- 田村
- 龍三にオレオレ詐欺の電話を仕掛け、金を受け取りに現れた詐欺師。
- 松嶋
- モキチをジジイ狩り中に村上に止められたチンピラ。
- 佐々木
- 西のボディーガード。
龍三の家族[]
- 龍平
- 龍三の息子。食品会社に勤務、対外交渉も担当。休暇中に会社が食品偽装を行い対処に追われる。龍三達の自分達なりの仁義の通し方に、全く理解を示さない。
- 康介
- 龍三の孫。
その他[]
- 村上
- マル暴の刑事。暴対法で騒ぎを起こさないよう、龍三たちを説得する。
- キャバクラのママ
- 龍三に長年憧れ、過去には龍三の情婦になろうとしたこともあるホステス。一方、西からは接待とストレス解消のはけ口として暴力を振るわれている。
- 百合子
- キャバクラ嬢として働くモキチの孫娘。「ヤクザの娘」といじめられた過去があり、モキチを恨んでいる。
- 榊
- かつて龍三が世話になった榊会長の二代目。現在は新たな企業運営を、との表向きの一方で。
キャスト[]
- 龍三親分(一龍会) - 藤竜也
- 若頭のマサ(一龍会) - 近藤正臣
- はばかりのモキチ(一龍会) - 中尾彬
- 早撃ちのマック(一龍会) - 品川徹
- ステッキのイチゾウ(一龍会) - 樋浦勉
- 五寸釘のヒデ(一龍会) - 伊藤幸純
- カミソリのタカ(一龍会) - 吉澤健
- 神風のヤス(一龍会) - 小野寺昭
- 西(京浜連合) - 安田顕[4]
- 北条(京浜連合) - 矢島健一
- 徳永(京浜連合) - 下條アトム
- 龍平 - 勝村政信
- キャバクラのママ - 萬田久子
- 村上(刑事) - ビートたけし[5]
- 田村(京浜連合) - 山崎樹範
- 松嶋(京浜連合) - 川野直輝
- 佐々木(京浜連合) - 川口力哉
- 康介 - 込江海翔[6]
- 百合子 - 清水富美加
- 榊 - 辰巳琢郎
スタッフ[]
- 監督・脚本・編集 - 北野武
- 音楽 - 鈴木慶一
- 撮影 - 柳島克己
- 照明 - 高屋齋
- 美術 - 磯田典宏
- 録音 - 久連石由文
- キャスティング - 吉川威史
- 助監督 - 稲葉博文
- 製作担当 - 里吉優也
- 衣装 - 黒澤和子
- 装飾 - 龍田哲児
- メイク - 宮内三千代
- 編集 - 太田義則
- 記録 - 吉田久美子
- 整音 - 堀内戦治
- 音響効果 - 柴崎憲治
- プロデューサー - 森昌行、吉田多喜男
- ライン・プロデューサー - 小宮慎二、加倉井誠人
- アソシエイト・プロデューサー - 川城和美、福田太一、二宮清隆
- 助成 - 文化庁文化芸術振興費補助金
- 配給 - ワーナー・ブラザース映画、オフィス北野
- 製作 - 「龍三と七人の子分たち」製作委員会(バンダイナムコアーツ、ワーナー・ブラザース映画、東北新社、オフィス北野)
キャッチコピー[3][]
- 元ヤクザのジジイ VS 詐欺集団のガキ(テイザーポスター版)
- 俺たちに明日なんかない!!(テイザーポスター版)
- 金無し、先無し、怖いモノなし! ジジイが最高!!(テイザーポスター版)
- 金無し、先無し、怖いモノなし! 俺たちに明日なんかいらない!!(本ポスター版)
- ジジイが最高!!(本ポスター版)
Blu-ray / DVD[]
2015年10月9日発売。発売・販売元はバンダイナムコアーツ。
- 龍三と七人の子分たち 通常版(1枚組)
- 映像特典
- 特報
- 予告編 ロングver.
- 予告編 ショートver.
- TVスポット(15秒ver.、30秒ver.)
- 特別映像「ジジイ映画の楽しみ方」
- 映像特典
- 【特装限定生産】龍三と七人の子分たち スペシャルエディション(2枚組)
- ディスク1:本編ディスク(通常版と共通)
- ディスク2:特典DVD
- メイキング「北野流 ジジイ映画の作り方」(ナレーション:下條アトム)
- キャストインタビュー
- 一龍会 その壱(藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹)
- 一龍会 その弐(樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭)
- 京浜連合&ママ(安田顕、下條アトム、萬田久子)
- 完成披露試写会舞台挨拶
- 初日舞台挨拶
- 島田洋七さん スペシャルトーク
- ミニ特番「俺たちに明日なんかいらない ジジイが最高スペシャル!!」
- 海外版予告編
- 封入特典
- 解説書(24P)
- その他特典
- ピクチャーレーベル仕様
- 特製アウターケース付きデジパック仕様
脚注[]
外部リンク[]
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