黒執事 | |
---|---|
KUROSHITSUJI | |
監督 |
大谷健太郎 さとうけいいち |
脚本 | 黒岩勉 |
原作 | 枢やな『黒執事』 |
製作 |
上木則安 竹内成和 田口浩司 高木政臣 宮本直人 遠藤真郷 菅野信三 平野宏治 松橋真三(プロデューサー) 齋藤智裕(共同プロデューサー) |
製作総指揮 |
ウィリアム・アイアトン 久松猛朗(エグゼクティブプロデューサー) |
出演者 |
水嶋ヒロ 剛力彩芽 優香 山本美月 丸山智己 大野拓朗 栗原類 城田優 安田顕 伊武雅刀 岸谷五朗 |
音楽 | 松浦晃久 |
主題歌 |
ガブリエル・アプリン 「Through the ages」 |
撮影 | 鰺坂輝国 |
編集 | 今井剛 |
製作会社 | 映画「黒執事」製作委員会 |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
公開 | 2014年1月18日 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 6億100万円[1] |
『黒執事』(くろしつじ)は、枢やなによる日本の漫画作品。『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス刊)にて、2006年10月号から連載中。作者にとって初の長期連載作品。当初は短期連載作品の予定であり、1巻収録分(1話 - 4話)は短期連載版、2巻収録分(5話 - )からが長期連載版ということが、担当編集者のインタビュー記事により明らかにされた。2014年12月現在、全世界累計2000万部を突破している[2][3]。
2014年1月18日に実写映画版が公開。原作者・枢やな承認のもと、原作から約130年が経過した2020年のアジア某国で繰り広げられる映画完全オリジナルストーリーとなっている[4][5]。主演の水嶋ヒロは3年ぶりの映画出演で、俳優復帰作となった[6]。また、本名名義で本作の共同プロデューサーも務めている。
登場人物[]
- セバスチャン
- 幻蜂家執事。清玄と共にあらゆることを優雅に解決するが、彼には心を許されていない。武器として食事用ナイフを使い、敵を殺傷する。モデルはセバスチャン・ミカエリス。
- 幻蜂清玄(げんぽう きよはる) / 汐璃(しおり)
- 伯爵の称号を持つ美少年。幻蜂家の現当主にして巨大玩具メーカー企業・ファントム社の総帥。モデルはシエル・ファントムハイヴ[7]。実は女子であり、後者が本名。両親が殺された10年前に失踪し、セバスチャンとともに隠し子の男児(清玄)として戻り、男子にしか継承されない幻蜂家の爵位を受け継ぎ、女王勅命の代々の任務を両親の敵への復讐に利用する[8]。セバスチャンとは日常的に悪口を交わし合う間柄にあるが、同時に唯一絶対・最強の「主従関係」で結ばれている。幻蜂家とは、ファントムハイヴ家がアジア某国に渡り幻蜂を名乗るようになった末裔である。
- 若槻華恵(わかつき はなえ)
- ファントム社の共同経営者であり、清玄の母親の妹。モデルはアンジェリーナ・ダレス(マダム・レッド)[9]。
- リン
- 幻蜂家の家女中(ハウス・メイド)。ドジでおっちょこちょいだが、本当は凄腕銃撃手である。モデルはメイリン[10]。
- 明石(あかし)
- 華恵の専属執事。
- 松宮高明(まつみや たかあき)
- 鴇沢の部下。幻蜂家の情報を収集する。
- 葬儀屋ジェイ
- 遺体運搬人。全身から怪しいオーラを垂れ流す。キャッシュと骨型クッキーに目がない。モデルは葬儀屋(アンダーテイカー)[11]。
- 幻蜂有人(げんぽう ありひと)& 幻蜂絵利香(げんぽう えりか)
- 2人とも清玄の両親であり、すでに故人。モデルはヴィンセントとレイチェル。
- チャールズ・ベネット・サトウ
- 「西側諸国」駐在員。女王直属の秘書武官でもあり、清玄に女王からの密命を伝える。
- 篠崎洋造(しのざき ようぞう)
- 某テロ組織と武器売買の嫌疑がかかっている商社の重役。
- 鴇沢一三(ときさわ いちぞう)
- 警察保安省外事局に勤務する刑事。「連続ミイラ化怪死事件」を追ううち、キナ臭い噂の絶えない幻蜂家の当主と執事が怪しいと睨む。
- 青木宗光(あおき むねみつ)
- 近頃、街で多発する少女たちの失踪事件に関わっていると目される男。
- 田中(たなか)
- 幻蜂家に古くから仕えるハウス・スチュワード。今は実務のほとんどをセバスチャンに任せ、窓際の日なたでお茶(※湯呑みの中身はレモネード)をすする癒し系執事として余生を送る。モデルはタナカ。
- 九条新兵(くじょう しんぺい)
- 巨大製薬会社・イプシロン製薬社長。会社の発展と利益を飽きずに追求して止まない。
- 猫磨実篤(ねこま さねあつ)
- 幻蜂家が現在滞在している、国の警察保安省外事局々長。
キャスト[]
- セバスチャン:水嶋ヒロ
- 幻蜂清玄(汐璃):剛力彩芽
- 若槻華恵:優香
- リン:山本美月
- 明石:丸山智己
- 松宮高明:大野拓朗
- 葬儀屋ジェイ:栗原類
- 幻蜂有人:海東健
- 幻蜂絵利香:ホラン千秋
- 幻蜂汐璃(幼少期):甲斐恵美利
- チャールズ・ベネット・サトウ:城田優
- 鴇沢一三:安田顕
- 青木宗光:橋本さとし
- 篠崎洋造:宮川一朗太
- 小澤真利奈
- マッシュー
- 吉田麻梨紗
- 野添義弘
- 田中:志垣太郎
- 九条新兵:伊武雅刀
- 猫磨実篤:岸谷五朗
スタッフ[]
- 原作:枢やな『黒執事』(掲載 「月刊Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
- 監督:大谷健太郎、さとうけいいち
- 脚本:黒岩勉
- 音楽:松浦晃久
- 製作総指揮:ウィリアム・アイアトン
- 製作:上木則安、竹内成和、田口浩司、高木政臣、宮本直人、遠藤真郷、菅野信三、平野宏治
- エグゼクティブプロデューサー:久松猛朗
- プロデューサー:松橋真三
- 共同プロデューサー:齋藤智裕
- アソシエイトプロデューサー:田中美幸、江川智
- ラインプロデューサー:平野宏治
- 撮影:鰺坂輝国
- 照明:平野勝利
- 美術:小泉博康
- 録音:芦原邦雄
- スーパーバイジングサウンドエディター:勝俣まさとし
- 編集:今井剛
- アクション監督:大内貴仁
- スタイリスト:徳永貴士
- 衣装:清水寿美子
- ヘアメイクデザイン:亀田雅
- ヘアメイク:外丸愛
- VFXスーパーバイザー:小坂一順
- 助監督:佐伯竜一
- 制作担当:里吉優也
- 共同制作プロダクション:ロックワークス
- 制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
- 配給:ワーナー・ブラザース映画
- 製作:映画「黒執事」製作委員会(ワーナー・ブラザース映画、エイベックス・ピクチャーズ、スクウェア・エニックス、A stAtion、GyaO!、ジェイアール東日本企画、東急レクリエーション、ロックワークス)
主題歌[]
- 「Through the ages[12]」(ワーナーミュージック・ジャパン)
- 作詞・作曲 - 絢香 / 編曲 - 松浦晃久 / 歌 - ガブリエル・アプリン
- オリジナル・サウンドトラックおよびアルバム『イングリッシュ・レイン〜ニュー・エディション〜』日本盤ボーナストラックとして収録。
キャッチコピー[]
- 坊ちゃん、危険なゲームの準備はよろしいですか?(テイザーポスター版)
- その執事―完璧にして冷酷、忠実にして無礼。(テイザーポスター版)
- 全世界1500万部突破の[超]人気コミック、映画化!(テイザーポスター版)
- 全能の執事 VS
禁断の怪事件 (本ポスター坂) - この執事、性格以外は
完全無欠 。 - 全世界1600万部突破の[超]人気コミック、映画化!(本ポスター版)
Blu-ray / DVD[]
2014年6月4日発売・レンタル開始。
レンタル版[]
レンタル発売元はワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント。
- 黒執事(1枚組)
- 映像特典
- 予告編集
- 特報
- 本予告編
- 本予告編(60秒)
- TVCM(スタンダード編)
- TVCM(エンタメ編)
- TVCM(アクション編A)
- TVCM(アクション編B)
- 予告編集
- 映像特典
セル版[]
発売・販売元はエイベックス・ピクチャーズ。
- 黒執事 スタンダード・エディション(1枚組)
- 映像特典
- 舞台挨拶映像集(完成報告イベント 2013.11.20、“黒”スマスイベント 2013.12.19、ジャパンプレミア 2014.1.9、初日舞台挨拶 2014.1.18)
- 予告編集
- 特報
- 本予告編
- 本予告編(60秒)
- TVCM(スタンダード編)
- TVCM(エンタメ編)
- TVCM(アクション編A)
- TVCM(アクション編B)
- キャラクターPV集
- セバスチャン
- 幻蜂清玄
- 若槻華恵
- リン
- 主題歌「Through the ages」(ガブリエル・アプリン)PV
- 映像特典
- 【完全数量限定生産】 黒執事 Collector's Edition(2枚組)
- ディスク1:本編ディスク(スタンダード・エディションと共通)
- ディスク2:特典DVD
- ビジュアルコメンタリー(監督:大谷健太郎×主演・共同プロデューサー:水嶋ヒロ×プロデューサー:松橋真三)
- メイキング 〜映画『黒執事』の世界〜
- イメージボードギャラリー(オートプレイ機能付き)
- 封入特典
- ブックレット(カラー36P)
- さとうけいいち監督直筆 絵コンテ集レプリカ(48P)
- 特製アウターケース付きデジパック仕様
脚注[]
注釈[]
出典[]
- ↑ 『キネマ旬報』2015年3月下旬号、96P。
- ↑ 『月刊ガンガンJOKER』2015年1月号、スクウェア・エニックス、377頁。
- ↑ 『月刊ビッグガンガン』2015年Vol.01、スクウェア・エニックス、471頁。
- ↑ 水嶋ヒロ、サプライズに号泣「自分が地球上で一番幸せな人」 - モデルプレス
- ↑ 福田麗、実写版『黒執事』のストーリーが明らかに!映画オリジナル&舞台は近未来(2013年10月24日)、シネマトゥデイ、2014年2月7日閲覧。
- ↑ 壬生智裕、「『永遠の0』50億円突破でV5!『黒執事』は4位に初登場!【映画週末興行成績】」(2014年1月21日)、シネマトゥデイ、2014年1月21日閲覧。
- ↑ 剛力彩芽、水嶋ヒロ俳優復帰作『黒執事』で男装の女主人に!(2013年4月5日)、シネマトゥデイ、2014年5月31日閲覧。
- ↑ 映画「黒執事」主人役・剛力彩芽はファントムハイヴの末裔(2013年4月5日)、コミックナタリー、2014年2月7日閲覧。
- ↑ Blu-ray / DVD『黒執事 Collector's Edition』特典DVDのビジュアルコメンタリーより。
- ↑ 水嶋ヒロ主演の映画「黒執事」ドジなメイド役に山本美月(2013年5月16日)、コミックナタリー、2014年2月7日閲覧。
- ↑ 映画「黒執事」VISUAL BOOK p.77。
- ↑ テンプレート:Cite web
外部リンク[]
この記事は書きかけです。是非とも、この記事に加筆してみてください。画面上部の「編集」をクリックすると、編集画面になります。 |