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逃亡者
The Fugitive
監督 アンドリュー・デイヴィス
脚本 デヴィッド・トゥーヒー、 ジェブ・スチュアート
製作 アーノルド・コペルソン
製作総指揮 キース・バリッシュ
ロイ・ハギンズ
デヴィッド・トゥーヒー
出演者 ハリソン・フォード
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影 マイケル・チャップマン
編集 ディーン・グッドヒル
デニス・ヴァークラー
デイヴィッド・フィンファー
配給 ワーナー・ブラザーズ
公開 1993年8月6日アメリカ合衆国の旗
1993年9月11日日本の旗
上映時間 130分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $44,000,000
興行収入 $368,875,760[1]
allcinema
キネマ旬報
AllRovi
IMDb
  

逃亡者』(とうぼうしゃ、原題: The Fugitive)は1993年公開のアメリカ映画。妻殺しの罪を着せられた医師が警察に追われながらも真犯人を見つけ出すというサスペンス映画。

1960年代のテレビドラマ・シリーズ『逃亡者』をベースとしたリメイク作品で、医師リチャード・キンブルをハリソン・フォード、連邦保安官補サミュエル・ジェラードをトミー・リー・ジョーンズが演じた。

登場人物[]

リチャード・キンブル (Richard Kimble)
演 - ハリソン・フォード
本作の主人公。シカゴ記念病院の外科医。冤罪により妻を殺害した容疑をかけられ死刑判決を受けるが、護送中に脱走し、並外れたタフネスと機転を頼りに逃走を続けながら真犯人「片腕が義手の男」を探す。真犯人を探し出して真実を白日の下に晒すことに執念を燃やすが、それ以上に医師として、また致命傷を負った妻を目の前にして救えなかったという自責の念から[2]、瀕死の重傷を負った刑務官や患者を前にして見過ごすことができず、逃走先で医療行為に及んでは己の身を窮地に晒すこともある。一方でそうした人道的行為が、次第に彼の支持者を増やしていく。
サミュエル・ジェラード(Samuel Gerard
演 - トミー・リー・ジョーンズ
キンブルを執念深く追い続ける連邦保安官補。キンブルが有罪か無罪かを裁くのは己の領分ではないと考えており、殺人犯を相手に誤った先入観を持ち込むことは職務に支障をきたすという信念から、キンブルの主張には耳を貸さないよう己を律している[2]。しかし真犯人の手がかりを集めようとするキンブルを追い続けるうちに、彼もまた事件の真相へと迫っていく。
チャールズ・ニコルズ (Charles Nichols)
演 - ジェローン・クラッベ
シカゴ記念病院の医師。弁護士までもがキンブルの有罪を疑う中、彼の無実を信じて支え続けた数少ない友人の一人であり[2]、逃亡中の彼に対する助力を惜しまないが、実は彼こそが「片腕が義手の男」ことサイクスを雇っている黒幕である。自分が理事を務める製薬会社が利益を得るため、かつてキンブルが指摘した新薬の副作用を隠蔽しようとしており、逃走中のキンブルを誘い出して始末することを目論んでいる。
ヘレン・キンブル (Helen Kimble)
演 - セーラ・ウォード
キンブルの最愛の妻。物語冒頭において、自宅に忍び込んだ「片腕が義手の男」ことサイクスに殺害される。本作では、サイクスの本来の標的はキンブルであり、彼女はそれに巻き込まれたというのが真相であった。
アン・イーストマン (Anne Eastman)
演 - ジュリアン・ムーア
クック郡立病院に勤務する若き女医。「片腕が義手の男」が装着していた義手の手がかりを求めて同病院を訪れたキンブルと顔見知りになる。清掃員に扮していたキンブルが緊急の患者を放置できず、独自に診断を始めるのを目撃する。
フレデリック・サイクス (Frederick Sykes)
演 - アンドレアス・カツーラス
キンブルが追う「片腕が義手の男」こと、ヘレンを殺害した実行犯。ニコルズが理事を務める製薬会社の警備員で、元警察官という経歴を持つが、人が作った法律の側で人を殺すのも逆の側で雇われて人を殺すのも些細な違いでしかないという価値観を持っており[2]殺し屋の仕事を請け負っている。
コズモ・レンフロ (Cosmo Renfro)
演 - ジョー・パントリアーノ
ジェラードの部下たちの一人。一見理不尽な命令であっても上司を信頼し行動を共にする。映画のクライマックスではジェラードと共にホテルに突入するが、ニコルズに襲われ銃を奪われるという失態を演じる。

日本語吹き替え[]

役名 VHS・DVD TV放送版
リチャード 磯部勉
ジェラード 菅生隆之 小林清志
チャールズ 有本欽隆 小川真司
ヘレン 塩田朋子 宮寺智子
アン 佐々木優子 高島雅羅
サイクス 銀河万丈
レンフロ 野島昭生

脚注[]

注釈[]

出典[]

  1. テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 ノベライズ版での描写による。
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