ワーナー・ブラザーズ Wiki

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素敵なおさがり
The Zoot Cat
監督 ビル・ハンナ
ジョセフ・バーベラ
脚本 ウィリアム・ハンナ
ジョセフ・バーベラ
製作 フレッド・クインビー
音楽 カール・W・スターリング
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開 1944年2月26日
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
前作 赤ちゃんはいいな
次作 夢と消えた百万ドル
  

素敵なおさがり』(The Zoot Cat1944年2月26日公開)は、トムとジェリーの作品の一つ。

スタッフ[]

  • 監督 - ビル・ハンナジョセフ・バーベラ 
  • 製作 - フレッド・クインビー(初公開版ではクレジット無し)
  • 共同製作 - ウィリアム・ハンナ(クレジット無し)
  • 脚本 - ウィリアム・ハンナ、ジョセフ・バーベラ(クレジット無し)
  • 原画 - ケネス・ミューズ(初公開版では、ケン・ハリス名義)、ピーター・バーネス、レイ・パターソン、アーヴン・スペンス
  • アシスタント・アニメーター - バーニー・ポスナー(クレジット無し)
  • 音楽 - スコット・ブラッドリー

作品内容[]

気取った格好で雌猫・トゥーツの家に遊びに行くトム。ジェリーをプレゼントしギター演奏で彼女を口説きにかかるが「なんてダサいの」「あんたなんか興味ないのよ」「とっとと消えて」などと明け透けに罵倒された挙句断られてしまう。

彼女に振られジェリーにも「田舎臭い」とからかわれ気分の悪いトムだったが、その時ラジオから洋服店のズートスーツ[1]を紹介するコマーシャルが流れる。

空を聞いたトムはチャンスと思い、さっそくトゥーツ宅の電気スタンドカバーを帽子に、ハンモックの生地をズートスーツに仕立て、肩パットを演出するためにハンガーまで装着する。再びトゥーツの家に出向くトム。ズートスーツを着たトムにトゥーツはすっかりメロメロ。トムとトゥーツのダンスパーティが始まるが、そこへジェリーも乱入しいつものドタバタ劇が始まる。

ピアノの弾き語りを交えた“燃えるような”愛の告白をジェリーに邪魔されたトムは怒り心頭になるが、ジェリーの悪戯もエスカレート。スーツに仕込んだハンガーにブラインドの紐を引っかけてしまう。ジェリーを追うトムはブラインドに巻き込まれ、その拍子に水の入った金魚鉢に体を突っ込んでしまう。すると水でトムのズートスーツはみるみるうちに縮み始め、ついに脱げてしまう。ネズミサイズにまで縮んでしまった「素敵なおさがり」をクールに着こなすジェリーだった。

登場キャラクター[]

トム
トゥーツにジェリーが入った宝石を見せて口説くも、「ダサい」と軽くあしらわれてしまう。そこで名誉挽回すべく「ズートスーツ」を自作、イメージチェンジするとトゥーツに気に入られる。ジェリーの介入で3者の追いかけっこへ発展し、やがてジェリーのいたずらで金魚鉢へ突っ込んだため・ズートスーツが縮んで脱げてしまい、スーツをジェリーに奪われてしまった。
ジェリー
トムにトゥーツへのプレゼントにされるが、その後トゥーツを口説くトムに様々ないたずらをし、ついにはズートスーツを着たトムを金魚鉢に突っ込ませてズートスーツを縮めて脱がせ、自分にぴったりのサイズとなったスーツを着こなした。
トゥーツ
トムの恋人である雌猫。当初はトムを見て「ダサい」とあしらっていたが、トムがズートスーツを着こなすと態度が一変し口説きに応じる。

脚注[]

  1. ハットと通常のスーツよりも丈が大きいジャケットとズボンから成る衣装。DVD吹き替え版では「肩パット入りくるぶしまでのロングジャケット、あごからずーっと下まで落ちるズボン」と説明されている。