ワーナー・ホーム・ビデオ(Warner Home Video)は、ワーナー・ブラザーズのホームビデオ配給部門。略称はWHV。殆どの国に存在するが一部の国では現地映画会社との合弁が多い。
1978年にWCI Home Videoとして創業した。WCIはワーナー・コミュニケーションズ・インクの略称。1980年にWarner Home Videoへ改称した。
ワーナー・ホーム・ビデオから発売される(洋画の)BD・DVD作品の多くは、出演者のインタビューを盛り込んだメイキング映像をはじめとする特典映像が多い。また、制作から相当経過した古い映画のリリース時にはアメリカの専門チャンネル向けに制作した制作エピソード番組などが収録されている。
2010年より発売される新作セルDVDを対象として、そのDVDに収録されている映画本編をワーナー・オンデマンドから無料(一回限り)でPCや携帯電話(3GPP動画に対応した機種)にダウンロード・保存することで繰り返し視聴する事ができる「DIGITAL COPY」特典が開始されている。
ワーナー・ホーム・ビデオ (日本)[]
詳細はワーナー ブラザース ジャパンを参照
日本市場ではワーナー ブラザース ジャパン合同会社(旧:ワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社)のワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント(旧:ワーナー・ホーム・ビデオ&デジタル・ディストリビューション)が、ビデオソフトおよびワーナー・オンデマンド(映画・テレビドラマ作品の有料動画配信)の企画製作・発売を担当している。
ワーナーブラザース映画が制作した邦画作品や、発売権利を保有しているTVアニメーション作品についても同社が発売元となる作品がある。
日本市場にはこれまでワーナー・ホーム・ビデオ(ワーナー・ホーム・ビデオ(初代、ワーナー・パイオニア→ワーナーミュージック・ジャパン))より発売してきたが、1992年に新会社としてタイム ワーナー エンターテイメント ジャパン(後のワーナー ブラザース ジャパン)が映像部門からの現物出資で設立されることになり、同年度以降(正式には6月頃以降)は順次、同社からの発売となる。