プレステージ | |
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The Prestige | |
監督 | クリストファー・ノーラン |
脚本 |
ジョナサン・ノーラン クリストファー・ノーラン |
製作 |
クリストファー・ノーラン エマ・トーマス アーロン・ライダー |
製作総指揮 |
クリス・J・ボール ヴァレリー・ディーン チャールズ・J・D・シュリッセル ウィリアム・タイラー |
出演者 |
クリスチャン・ベール ヒュー・ジャックマン マイケル・ケイン スカーレット・ヨハンソン |
音楽 | デヴィッド・ジュリアン |
主題歌 |
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撮影 | ウォーリー・フィスター |
編集 | リー・スミス |
製作会社 |
シンコピー・フィルムズ ニューマーケット・フィルムズ |
配給 |
世界の旗 ワーナー・ブラザーズ |
公開 |
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上映時間 | 128分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $40,000,000[1] |
興行収入 | $109,676,311[1] |
allcinema | |
キネマ旬報 | |
AllRovi | |
IMDb | |
『プレステージ』(原題: The Prestige)は、2006年公開のアメリカ映画。過去の因縁によって互いに競い合う2人のマジシャンを描くサスペンス映画。
クリストファー・プリーストの1995年の小説『奇術師』を映画化した作品である。邦題は、当初は『イリュージョンVS』となっていたが、原題のカナ読みへと変更された。
主役である二人のマジシャンにはヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールが配役された。ベールとマイケル・ケインは『バットマン ビギンズ』に続くクリストファー・ノーラン監督作品への出演である。その他、スカーレット・ヨハンソンやデヴィッド・ボウイ、アンディ・サーキスが出演。
第79回アカデミー賞では撮影賞と美術賞にノミネートされた。
登場人物とキャスト[]
役名:俳優(ソフト版日本語吹き替え)
- ロバート・アンジャー:ヒュー・ジャックマン(吹替:山路和弘)
- 芸名「偉大なるダントン(グレート・ダントン)」。育ちがよく貴族の出身である奇術師。下積み時代に水槽の脱出マジックの事故で妻を亡くしたことでボーデンに強い憎悪を抱くようになる。演出力は高く観客を引き付ける力はあるものの手品の発想ではボーデンに劣る。「偉大なるダントン」という芸名は亡き妻が命名したものである。
- アルフレッド・ボーデン:クリスチャン・ベール(吹替:東地宏樹)
- 芸名「教授(プロフェッサー)」。孤児として生まれ育ち身元が謎に包まれた奇術師。下積み時代に水槽の脱出マジックの事故を引き起こす。原因である縄の結び方など記憶があいまいな時がある。他人の奇術のタネを見抜く力があり、「奇術のためなら人生さえも犠牲にする」がモットー。独自の力で見事な奇術を発案してみせるが演出が地味なためアンジャーに劣る。妻子がおり、貧しいながら慎ましくも幸福な日々を送っている。
- ハリー・カッター:マイケル・ケイン(吹替:小島敏彦)
- 奇術のトリックの考案と小道具の開発を行うアンジェニア。下積み時代のアンジャーとボーデンの直接の師。水槽脱出マジック以降アンジャーを見込んでプロの奇術師としてプロデュースする。やがて野心におぼれるアンジャーに「若さに取り付かれると自らを滅ぼす」と警告する。
- オリヴィア:スカーレット・ヨハンソン(吹替:水町レイコ)
- アンジャーの奇術の助手。売れない女優だったがカッターによってスカウトされる。ボーデンの開発した奇術に対する野心からアンジャーが自分を利用したことに、不満を抱いている。
- ニコラ・テスラ:デヴィッド・ボウイ(吹替:佐々木敏)
- 実在した交流電気を開発した科学者。エジソンとの開発競争に追われアメリカの田舎町で電流実験を行っている。ボーデンの差し金によってアンジャーの多額の出資で奇術を実現させる装置を開発する。
- アリー:アンディ・サーキス
- テスラの助手。
- ジュリア・マッカロー:パイパー・ペラーボ(吹替:若原美紀)
- サラ:レベッカ・ホール
- ボーデンの妻。夫との仲は良いが、時折見せる夫の無関心な態度に不満を持つ。
- チャン・リン・スー:リッキー・ジェイ
日本版主題歌[]
- 「RETURNER 〜闇の終焉〜」
- 作詞・作曲:Gackt.C、編曲:Gackt.C、Chachamaru、歌:Gackt
出典[]
外部リンク[]
- 公式ウェブサイト (英語)
- Apple - Trailers - The Prestige - 予告編(アップルコンピュータサイト内)