ニュー・ライン・シネマ(New Line Cinema)は、アメリカ合衆国(ハリウッド)の映画会社のひとつ。
来歴[]
1967年創業。当時20代のロバート・シェイがニューヨークに設立した映画配給。マーケティング、ホームビデオなど様々な部門を持つが、インデペンデント映画製作のためのプロダクションの製作部門も持っている。以前この部門はファイン・ライン・フューチャーズという名で広く知られていたが、2005年にHBOフィルムと共同の合弁事業として新しくピクチャーハウスが創立された。
1994年にテッド・ターナー率いるターナー・ブロードキャスティング・システム(TBS, Inc.)に買収され、1996年にはタイム・ワーナーの傘下となった。
米国外では自前の配給会社を持っていないため、日本での配給元やビデオ・DVDの発売元は作品によってまちまちである。例えば近年の代表的作品「ロード・オブ・ザ・リング」三部作は角川映画・松竹が共同配給した。その後、ワーナー・ブラザーズへの吸収により、多くの新作作品がワーナー配給で公開されるようになり、一部旧作のDVD・Blu-ray Discもワーナーから発売されるようになった。
次世代DVDに関してはワーナー同様HD DVD陣営に属していたが、2005年にBlu-ray Discへの参入を表明した。その後2008年1月ワーナーとともにBlu-ray Discへの一本化を決定した。
2008年2月28日、ワーナー・ブラザーズに吸収されることがタイム・ワーナーから発表された[1]。同じくニューラインの子会社で低予算映画専門配給会社ピクチャーハウス社もワーナー・インデペンデント・ピクチャーズ社に吸収された。創業者のロバート・シェイ会長、そしてパートナーのマイケル・リン社長の両名は同社を辞任。
代表的映画[]
「カテゴリ:ニュー・ライン・シネマの作品」も参照
- ピンクフラミンゴ(同社を著名にした最初の作品)
- ロード・オブ・ザ・リング三部作
- 13日の金曜日シリーズ(1993年以降)
- エルム街の悪夢シリーズ
- ブレイドシリーズ
- ファイナル・デスティネーションシリーズ
- オースティン・パワーズシリーズ
- アイ・アム・サム
- セブン
- マスク / マスク2
- ラッシュアワー / ラッシュアワー2 / ラッシュアワー3
- クリッターシリーズ
- エクストロ/エイリアン・ウォーズ
- ミュータント・タートルズ/ミュータント・ニンジャ・タートルズ2/ミュータント・ニンジャ・タートルズ3
脚注[]
外部リンク[]
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